おっさんの足も臭うが女性の足も臭う
世の中のイメージとして「足が臭い」＝（イコール）「おっ さん」のイメージは非常に強いと思います。この私も「おっさん」でご多分に漏れず足が臭い時が有ります。主に仕事中ですね。仕事は営業職なので夏の暑い 日も冬の寒い日も、革靴を履いて外回りをしています。外回りから事務所に戻り、靴をサンダルに履き替えたり、外出する際に靴に履き替える時にデスクの下 からモワッとした臭いがわき上がる事が有ります。
若かりし頃に、上司とお客様と夕食を食べに行った際に掘りごたつ形式のテーブルで、やたら上司の足が臭かったことを今も覚えています。これ が足の酸っぱい臭いなんだなとインプットされました。これは私の偏見ですがおっさんの名誉の為に、足が臭いのは仕事を頑張った結果なんです。頑張った結 果なんです。もちろん加齢臭も有るかもしれませんが・・・。
足が臭いのはおっさんだけの問題ではなく女性も同じで多くの方が気にされているテーマだと思います。特に冬になると女性の場合はブーツなど を履く機会も増えてきます。そしてストッキングも汗を吸収できない素材のものなのでブーツや熱のこもりやすい靴を履くと直接、靴が汗を吸い込んでしまい 足の臭いを悪化させてしまいがちです。
激臭になる事も考えられますので特に気を付けたいですね。もちろん女性も仕事を頑張った結果で脚が臭くなりますが 、それ以上にファッション性やおしゃれをしてブーツやパンプスを履く機会も多いので足が臭うのは特に気を付けたい点ですよね。
足が酸っぱい臭いで「臭い」と言われると結構へこむかも
仕事上、工場で仕事をしている場合は安全靴や静電対策用の 靴を1日はいています。営業や外回りをする方であれば革靴でお客さまへ訪問します。
自宅に戻られた時の家族の反応ってどうですか？私は営業職です。自宅に戻り玄関に入り靴を脱ぐと妻はあからさまに嫌な顔をします。そう、足の 酸っぱい臭いや靴からモワッとした臭いがします。
靴下ももちろん酸っぱい臭いがモワッと臭うんですね。そして妻はむせたり、息を止めたりしていました。 子供には「クサイ！」と言われていました。自宅に入ると真っ先に風呂場へ直行です。その後、妻は消臭スプレーをシュッ、シュッです。これって結構へこみ
ます。そんなご経験は無いですか？
「クサイ！」の前に「お疲れ様でした」って言われると、今日一日頑張ったなって自分にも言い聞かせることが出来ます。この体臭や足の臭いは一 日の頑張った証なんです。
これはまだ、自宅や家族の話なのでまだ笑える話かもしれませんがお客様先での商談や酒席で靴を脱ぐと足が酸っぱい臭いで不快な 思いをさせてしまったりすると笑えない話になります。それがもとでコンプレックスや悩みをかかえてストレスとなってしまい仕事を辞めるなんて事にもなり
かねません。
でもご心配なく、臭いの度合いは個人差は有ったとしても誰も汗をかきます。男性も女性も関係ありません。誰の足も臭いは有ります。そんなふ うにならない為にも予防や対策をしていきましょう。
足の酸っぱい臭い、モワッとした臭いの原因
裸足で生活してるっていう人以外、たいていの人は足に靴下をはきそして靴を履いて生活をしています。これで足が汗をかくと靴 下が汗を染みこみ雑菌（皮膚常在菌）の繁殖する環境になっていきます。個人差は有ると思いますが靴を脱いで靴下が湿ってべっとりした感じになっているこ とは有りませんか。靴下をはき靴をはくと足汗をかき、蒸れやすい環境になります。
すごい汗をかいた後に靴下を脱いだ時、足や足の指がお風呂から上がった時のようにふやけてる感じになったことはどなたでも経験が有ると思います。
革靴やブーツではその中では湿度が１００％になると言われています。足や足の指がふやけた感じになるのはうなづける話ですね。
足の裏は臭いの原因となる汗腺「アポクリン腺」とは異なり体の多くに分布している「エクリン腺」からの汗です。このエクリン腺からの汗はほぼ無臭と言う 汗なんです。ではなぜ足が臭くなるんでしょうか。
上述しましたように靴やブーツの中で足が汗をかき靴下や靴が汗を吸い込みます。人の体の表皮には雑菌（皮膚常在菌）が沢山います。もちろん表 皮を守るための良い菌もいます。表皮に潜んでいる雑菌（皮膚常在菌）が汗と皮脂やアカと混ざり合い湿度の高い環境で繁殖を行いやすくなります。つまり汗 の水分と皮脂やアカを養分とします。この養分を分解する際にあの酸っぱい臭いやモワッとした臭いを放出するわけですね。
既に靴が臭う場合はどんなに毎日、お風呂に入り念入りに足を洗い、指の間も爪もきれいにしているのに臭います。間違いなくあの酸っぱい臭いやモワッとし た臭いが発生します。もちろん靴下についても同じことが言えます。足だけを十分にケアしていたとしても、靴下だけを十分に洗濯をして対策をしていても、 靴だけを対策していてもそのどれもが大事な要素なりますね。
特に仕事上、毎日同じ靴を履いて仕事をされるかたはなかなか靴を何足も用意をして履き替えるという事は出来ないでしょう。なので靴下を何度か履き替える 事で臭いを軽減させたり、消臭スプレーなどで軽減させる事をお勧めします。
足の汗、靴下、靴の臭いの予防と対策
・足の汗を抑える
・靴下をこまめに変える
・靴のケア
人の足は１日でコップ一杯の汗をかくと言われています。足の汗をまったくかかない事は不可能なので、汗をかかない工夫をすることが必要になり ます。制汗剤やデオドラント剤を効果的に使用する事で汗をかく量を軽減させることが出来ます。靴を履いていない時間を長くする事で、足と靴下を乾燥させ る状況をつくりましょう。仕事中にスリッパやサンダルなどに履き替えることが出来るのであれば履き替えましょう。靴を傷めない効果と靴の中の蒸れを軽減 しますし何より足と足を乾燥させることが出来ます。
靴下は通気性の良いものをお勧めしますが、その分、汗は靴が吸い込んでしまっていることになります。靴下はこまめに履き替えることが一番の効 果が見込めます。持続力にはかけますが、履き替える事で雑菌（皮膚常在菌）の繁殖を一旦、リセットする事が出来ます。消臭スプレーなども効果的に使用し ましょう。但し、使いすぎには注意をしないと逆効果になりますので気をつけて下さい。
靴のケアとしては1日中履き続けられている靴であれば、すでに汗を吸い込んでいるので、乾燥させることが必要となります。靴を乾燥させるのに２～３日は
かかると言われています。サラリーマンの方であれば２～３足をローテーションで履き替えられることをお勧めします。また、上述の事務仕事をす る際にはスリッパやサンダルに履き替える事も合わせてお勧めします。
中敷きを使用する事も効果が見込めます。中敷きが汗を吸い取ってくれるので、中敷きも靴から取り出して乾燥をさせてから使用しましょう。これ も靴同様にローテーションして使用する事で臭いを軽減できます。帰宅後に、靴の中に乾燥材を入れておく事で靴の乾燥を促進させましょう。
足の臭いは誰にも普通に有る事なので、考えすぎたりストレスに感じ無い事が必要です。自分が「異常に臭い」とか「自分だけが臭い」と考えてし まうと精神性発汗を起こしてしまい余計に汗を誘発してしまうかもしれません。こうなると悪循環となってしまいます。マナーとしての足の臭い対策として、 エチケットとしての臭い対策をしていきましょう。
自律神経の乱れで足汗が多くなり足が臭くなる
自律神経は呼吸や血圧、脈拍、体温調整や汗などを自動的にコントロールしている神経です。交感神経と副交感神経の二つからなっています。日中は交感神経 が優位に働きます。体を活動的な状態にしてくれる神経です。夜になると体が休息状態にするために優位に働くのが副交感神経となります。このように交感神 経と副交感神経がバランスよく機能し、体の状態をコントロールしている訳ですね。
しかしながら足汗が多い人はこの二つの自律神経のバランスが崩れていると言えます。つまり交感神経が過敏に働いて足に汗をかいてしまいます。
普段、家でリラックスしている時などは足汗をかかないのに、通勤電車に乗って混んでいる時や車を運転している時、上司に指導されている時、お客様に接客 や交渉をしている時など足汗をかいている経験はありませんか。体は汗をかいてはいないけれど足に大量の汗をかいている状態です。
足の汗は緊張やストレスがかかっている時に汗をかきやすい状態になっています。緊張しやすい人や精神的なストレスを抱えている人は足汗をかきやすいと言 えます。また、足汗をかいて足の臭いが気なる人はそれが精神的なストレスとなって更に足の汗をかいてしまうと言う悪循環になってしまいます。
足汗を多くかくと言う人とそうでない人の違いは自律神経の乱れの違いと言えます。
自律神経が乱れる原因は大きく分けて二つに分かれています。一つ目の大きな原因はストレスなんです。このストレスを感じる時と言うのは色ん な意味で大き な緊張感を強いられている時となります。日中は交感神経が働くことで、活動的になると言うのは上述の通りです。その仕事の事が帰宅後も頭 から離れずにず っと引きずって考え事をしていたり、お客様からのリクエストが過度の事を要求されていたりしているとずっと緊張感が続く事が有りますよ ね。そういう状態 が夜になって寝ている時も続いているとなかなか休息の状態に入る事が出来ません。これは交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしま う事になります。
二つ目は大きな要因としては、寒暖の差が自律神経を乱すことになっています。現代人は自宅、電車、車、オフィスには温度を調整する冷暖房エ アコンが広
く普及しています。真夏や真冬は外気の気温と室内の温度に大きな気温差が生じます。季節が夏であるならば暑い屋外から涼しい屋内へ、冬なら ば寒い外から
暖房の効いた屋内への移動となります。この温度差が続く事で体調を管理している自律神経が混乱し、乱れることになります。
なるべくストレスを溜めないようする事と冷暖房エアコンによる大きな温度差にさらされ続け無いようにする事が自律神経を乱さない事になる重 要な要素とな ります。
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